病院にはさまざまな電話がかかってきます。看護師が電話の対応をすることもあり、その対応一つで病院の印象を左右することもあります。
そこで、看護師として覚えておきたい電話対応のマナーは、まず電話が鳴ったら3コール以内に取ることです。3コール以内に取れなかった場合は、一言待たせたことを詫びる言葉を添えましょう。
次に、伝達ミスを防止するため、先方の要件は必ずメモを取ることも大事です。相手の氏名や会社名、要件をメモし、担当者が不在で相手方がかけ直すと言ってきた場合でも、メモの内容は必ず担当者に伝えます。また、電話の取り次ぎを頼まれた場合には、周囲とのやり取りが相手方に聞こえないよう、必ず保留ボタンを押してから取り次ぎましょう。
電話対応のマナーを守っているからといって、対応が上手と言えるわけではありません。電話対応の上手な人の特徴として、言葉使いが丁寧で滑らかに言葉を出し、適切な音量で話すことがあげられます。
日本語には、丁寧語や尊敬語、謙譲語といった敬語があります。電話対応が上手な人は、これらの敬語を正しく使うことで言葉使いが丁寧になり、相手に不快な思いをさせないのです。また、滑らかに言葉を出し、適切な音量で話すことによって相手は聞きやすく、会話の進行がスムーズになります。
電話対応の上手な人は、クッション言葉や締め言葉を使うのも特徴です。クッション言葉とは、患者への依頼や断りをするときに使う言葉になります。たとえば、依頼するときには「よろしければ」などの言葉を使い、断るときには「申し訳ありませんが」などの言葉を使います。総じて電話対応が上手な看護師は、相手のことを思いやり、相手が目の前にいるつもりで話しているようです。
電話対応が上手な看護師になりたい方におすすめ★★☆http://denwa-kihon.com☆★★